切らずにハイフで確実にリフトアップさせる形成外科専門医のウルセラ

ウルセラ治療の痛さについて

ウルセラの施術は痛いのが当たり前でしょうか。
中には 『痛いと効かない』 と公言する人もいるようです。
本当にそうでしょうか?
注射一つを例にとっても、痛くないように麻酔テープを張ってくれるところもあれば、
『痛いのは当然』という医療機関もあります。
その違いの本質は何でしょう。
患者さんへの姿勢の違い であると考えます。
注射の時に麻酔テープを張れば痛さが和らぐことは明らかなのに、その選択を患者さんに提示しないのは医療サイドの都合と怠慢です。

当院では患者様に無断で出力を下げる事はしません。
それでも『ウルセラは痛いからもうイヤ』 という方はいらっしゃらないのが現実です。
時間をかけて施術をすることで、痛みを出にくくすることが可能です。
当院は効果を出すことを最優先としているため、ショット数や出力はガイドライン(最高の出力)より下げることはありません。
痛くないのに、出力もショット数も効果を犠牲にして下げる必要はありません。

しかし施術時の刺激が全く無い訳ではなく、個人差もあります。
痛みが強い場合は鎮痛剤の内服などのほかに、

  • 1.笑気吸入麻酔を行う(オプション)
  • 2.麻酔クリーム(オプション)
  • 3.静脈麻酔で寝ている状態で行う(オプション)


があり、それぞれを組み合わせ、なるべく患者様のご希望に沿って治療を行っていきます。
次に、治療に対する不安を取り除くために、治療時の一般的な刺激をご説明します。

●『おでこ』の治療だけは電気的な刺激があります。

おでこには眼窩上神経、滑車上神経という太い神経が走っており、おでこを治療するときはウルセラの超音波が必ず神経に刺激を与えます。
その際、おでこから頭頂部にかけてビリッと瞬間的に電気の通るような刺激があります。
片方のおでこを治療するときは、大体一回から2回この刺激を感じますが、感じた時には治療は終わっているので、我慢するような痛みではありません。
おでこ以外にも神経が沢山ありますが、おでこは皮膚と骨の距離が近く、神経はその薄い組織の中に通るしかありませんから、ちょうどウルセラの作用する深さになるのです。
神経の刺激により、1,2週間神経痛のような鈍痛が生じますが、時間と共に消失します。

●目じりを治療するときに、筋肉が動く神経の刺激を感じる時があります。

上の図で、目じりの部分には顔面神経があるのが分かると思います。ここの治療を行う際は、この神経が刺激を受けることがたまにあります。
この神経は表情筋を動かす神経なので、刺激を受けると周りの筋肉がぴくぴく動くことがあります。
これは低周波治療器のような刺激ですが、痛くありません。

●ほほ、フェイスライン、首(あご下)はほぼ痛くありません。

この部位を治療するときは、3.0mm、4.5mmの2種類の深さに作用させ、引き上げ効果を強く出します。深さにより、治療を行う時の感覚が異なります。
痛みの対策を全く行わずに治療すると痛みを感じますが、充分に時間をかけて疼痛対策を行うと、ほぼ無痛になります。
しかし、なかなかその時間が取れないのが一般的なクリニックの実情です。
当院は貸し切り制のため、その時間が充分に取れるのです。

仮に痛みの対策を行わずに治療をしたときの感覚は以下のようです。
3.0mmは皮膚に近いので、チクチクするような痛み、
4.5mmは深いので、皮膚の中で音がする感覚があり、たまに神経を刺激することで、ピリッとする刺激や、歯に響くような刺激があります。

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