ウルセラの治療後経過について

ウルセラの治療後経過について

ウルセラ治療はダウンタイム（腫れたり赤みが出る期間）がほとんど無く、一度の治療で効果が長期維持されるため、周囲の人に知られることなくたるみの改善が可能な治療です。
そのため平日の夕方以降に仕事の帰りに、あるいは日中ご家族に内緒で来院され、帰宅したら何事もなかった様に普通に生活をおくられる方が多いことが特徴です。

ウルセラは肌に傷つけることなく治療を行いますが、一般的に効果の大きな治療は侵襲も大きくなり、ウルセラも例外ではありません。外見から見えない皮膚の中の侵襲はありますので、効果が出現するまでに様々な変化が認められます。

●1日程度、軽度の腫れが出現します。

入浴などで赤みが出現しやすい方等は、翌日までごく軽度の赤みが残っていることがあります。
またショット数が多い場合、5日から7日程度、むくみ程度のごく軽度の腫れ（ふっくらした状態）や熱がこもった感覚が続くことがあります。
（頬では5日から7日程度、触った時に軽い筋肉痛のような感覚が続くことがあります。）

●一時的に皮膚のハリが低下します。

1週間で完全に腫れは無くなりますが、その後乾燥により肌が荒れやすくなり、一時的に肌のハリが低下することを自覚します。
これは治療の熱による皮膚の水分量の減少によるものです。
治療後2週間は水分量が減少するため、その間は通常よりも保湿を良く行ってください。

●治療後2～3ヶ月かけて徐々に収縮（引きあがり）してきます。

その途中経過で突っ張るような感覚が出現することがあります。特に額や目じりで感じやすい傾向があります。

●額では神経が過敏な状態となります。

眉毛上部を治療した方は、おでこを触ると頭頂部に響くような神経痛様の鈍痛が１ヶ月程度生じますが、時間と共に消失します。